情報小委員会委員長
阿部晶人
はじめまして。情報小委員会で委員長を務めております、阿部晶人です。普段は全日本剣道選手権大会のネット配信やSNSでの情報発信を担当し、世界大会のお手伝いは1997年の第10回大会から、ほぼ毎回関わらせていただいてきました。今回はその情報発信に加え、大会のコンセプトとビジュアル面でもお手伝いしています。
第20回という節目にふさわしい言葉は何だろう。そう考えるうちに行き着いたのが、「未来への継承」というコンセプトでした。剣道がこれまで積み重ねてきた歴史と志を受け継ぎ、それでも立ち止まらずに前へ進んでいく。竹刀を交わすごとに育まれる友情と信頼を胸に、世代を超え、国境を越えて、剣の心をつないでいく。その思いを、できるだけ短く、まっすぐな言葉にしたいと悩んだ末に考え抜いて生まれたのが、「受け継ぎ、前へ。」というスローガンです。
ロゴは公募したところ、740案を超えるアイデアが寄せられ、嬉しい悲鳴を上げました。選んだのは、止まることなく、勢いよく未来へ面を打ち込んでいくような一案です。
そして、このコンセプトやロゴが決まったとき、メインビジュアルにふさわしいのは「あれ」しかない、と私にはすぐに浮かびました。村上もとか先生の名作剣道漫画『六三四の剣』です。時を超えて愛されるこの作品を、20回目という節目の大会でぜひお借りしたい。その思いを胸に村上先生にお会いしてお願いしたところ、快くお引き受けくださいました。今後は誰も見たことがないであろう「原画」をそのまま用いたビジュアルを展開してまいります。ホームページのビジュアルもほぼ毎月移り変わっていきますので、ぜひチェックしてみてください。
思えば『六三四の剣』もまた、父から子へと思いをつなぐ物語でした。「未来への継承」という言葉と、どこかで重なっていたのかもしれません。この大会が、コンセプトとロゴ、そして村上先生のお力によって、剣道を明るい未来へとつないでいくものになればと願っています。そのためには、これを読んでくださる皆さんのお力も必要です。引き続き、どうぞご支援をよろしくお願いいたします。
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